東和クリニックコラムvol.7

みなさん、こんにちは。

今回は、東和クリニックの理学療法士の石川先生に頭痛について書いていただきました。
ぜひご覧ください。

頭痛について

頭痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
頭痛には様々な原因がありますが、中には普段からの心掛けにより改善出来るものもあります。
それは緊張型頭痛といわれているものです。
今回は、この緊張型頭痛の原因や対策についてお話ししたいと思います。
筋収縮生頭痛という呼び名も使われており、頭や首に分布する筋肉の緊張が高くなり発生する頭痛です。

原因は??

原因として、頭や首の筋肉の緊張が長く続くと、筋肉の血流が悪くなり、乳酸などの老廃物がたまります。その結果、痛みの神経が刺激され頭痛として感じられると考えられています。
特徴は①締め付けられるように痛む。②我慢できる程度の痛み。③背中から頭部まで広範囲に発生する。④肩こりも併発する。
これらを改善させるべく、可能であれば1時間に1回位は休息を取り、首・肩周りの筋肉を軽く動かしたり、全身を伸ばすなどの運動をして緊張を緩和させると、周囲の筋肉と心身のリラックスを得られ、症状の改善に効果があります。
定期的に意識をして頭痛体操(ストレッチ)を実施する習慣を取り入れるれてみてください。

ストレッチ方法について

首を左右に倒すストレッチ

15秒間首を片側に倒したままにする。

前屈のストレッチ

椅子に浅く座り膝を伸ばす。
首・肩の力を抜き、ゆっくり体を前に倒す。首から肩にかけての筋肉全体を伸ばすように意識して15秒間行う。

両肩を上下させるストレッチ

両肩を持ち上げ力を抜き20回脱力をし肩を落とす。

まとめ

これらの運動を継続的に行うことで、少しずつ改善が感じられてくるのではないでしょうか。
最後に大切な事は、程度な運動です。会社の椅子や自宅のソファーなど日常生活では座っている時間が多く、巻き肩になり首や肩が張り頭痛が発生します。運動で肩甲骨をよく動かし血流改善をさせることが改善への近道です。


理学療法士 石川徹 (Ishikawa Toru)

千葉県成田市・藤リハビリテーション学院卒業

筑波記念病院・千葉西総合病院・船橋整形外科にて実習を経て

埼玉県八潮市・八潮中央総合病院

東京都墨田区・墨田中央クリニック勤務後

2016年より東和クリニック勤務

 

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